本の樹

 このブログは書評、読書日記、本の備忘録です。 - arbre des livres -

蔵冨千鶴子「のらいぬ」



   のらいぬ

   谷内こうた(絵) 蔵冨千鶴子(著)
   ¥ 1,260   至光社国際版絵本


日ざかりの夏の砂山。さびしいのら犬が友だちに出会う。照りつける夏の日ざし、乾いた空気の感触。海辺に展開するをふしぎな出会いを描いた作品だ。

表紙をみただけで、もう絵の虜になってします。はじめて見たとき、言いようのない衝撃がありました。シンプルな色づかいと大胆な構図。いつも夏は幻のようです。
文句なしに一生つきあっていける絵本です。


同じ著者による人気シリーズから「どんくまさんみなみのしまへ」もとてもいい。こちらは絵を柿本幸造が描いている。

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谷内こうたの絵には、ほうとうにやられる。ああ、こういう絵に浸っていたいという気分になる。シンプルでいてどれも詩的だ。文章もとても素敵です。

1947年神奈川県川崎市に生まれ、69年に初の絵本「おじいさんのばいおりん」を出版。71年「なつのあさ」でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、79年上記の「のらいぬ」でブラチスラバ世界絵本原画展金のりんご賞、90年「にちようび」でスイス・エスパースアンファン賞を受賞している。現在はフランスのルーアン市郊外に暮らしているそうです。





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